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被災犬緊急救助-3

2012年4月20日

国際セラピードッグ協会では昨年12月から今までに計3回の被災犬緊急救助を行い、10頭の引き取りをしました。

原発周辺の立ち入り禁止区域内で捕獲された犬たちを引き取り、協会の犬舎に連れてくるためには、除染作業と放射能検査が必要になります。

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除染のために入念にシャンプーを行います。

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シャンプー後の犬たちの放射能検査。

東日本大震災で被災した犬たちについて、当初、国も被災地の行政も通常の捨て犬や迷い犬と同じ扱い(数日の留置の後に殺処分すること)をしないとしていました。けれども、震災から時間がたち、元の飼い主のもとに戻る見込みのない犬、新しい飼い主を探すことが難しいと考えられる一部の犬たちについて、殺処分が検討され始めています。国際セラピードッグ協会の3回の救助は、このような殺処分の情報を得て、命の期限が決められてしまった犬たちを緊急に救助したものです。

しかも、シェルターにはいまだ数多くの被災犬が収容されており、犬たちのおかれた状況はとても厳しいものといえます。現在、国際セラピードッグ協会では、被災犬たちの最終保護に向けて準備を進めています。