Toru Oki & Therapy Dogs Blog I'll BE ALRIGHT 捨て犬達の命は
セラピードッグとして生まれ変わり
私たち人間を支えます

梅の花が咲きました。

トレーニングプラザには、ここで生活してきた犬たちとともに成長してきた梅の木があります。

チロリや歴代のセラピードッグ達をはじめ、救助した犬たちとの出会い、成長、セラピードッグとしての活躍、引退した犬たちの穏やかな日常、そして別れを、静かに見守りながら毎年きれいな花を咲かせてきました。

そして、今年もきれいな花を咲かせながら、セラピードッグたちを見守ってくれています。

きれいな花を付けました🌸

チロリやピースも、毎年梅の花を見ながら生活していました。

時には仲良く水を飲んだりした2頭。

そして今年。梅の下で犬たちと過ごす大木代表(左:こざくら♀・右:サニー♂)

この梅の花が春の訪れを感じさせてくれるのです。

セラピードッグ オンラインリモート講義

私が長年特別講師を務める札幌どうぶつ専門学校のセラピードッグ講義が行われ、本来は北海道へ行って授業を行うのですが、コロナ禍のためオンラインリモートにて開催されました。


動物の命の尊厳と共生する社会の大切さについて授業を行いました。

真剣に受講する生徒たち

 

2年間共に学んだ犬たちと3月に卒業を迎える生徒たち

 

生徒の皆さんへ

2年間の授業を通して、卒業後の活躍を心より願っております。

大木トオル

 

千葉県の捨て犬、セラピードッグ・パティ

パティの物語

2005年7月、千葉県の動物愛護センターより殺処分寸前に救助しました。(救助当時推定4〜5ヶ月♀)
当時はまだ成犬譲渡が難しい時代でしたが、愛護センターとの信頼関係により特別に救助することが出来ました。
徹底した健康管理と愛情を注ぎ、健康を回復した後にセラピードッグのカリキュラムをクリア。
セラピードッグとして活動し、沢山の方々に生きる勇気と笑顔をお届けしたパティ。
高齢になり引退した後は大病をして危険な状態に陥ったこともありましたが、最善の医療により命を繋ぎ元気に過ごしています。

現在推定17歳。
足の運びは徐々に重くなってきましたが、毎日のんびり日向ぼっこ。そして食欲はモリモリ❕

1日でも長く一緒に楽しく過ごせるように、これからも愛情を注ぎ見守ってまいります。

2005年7月 千葉県動物愛護センター5日目の部屋にて(殺処分前日の部屋)
大木代表によりギリギリの救助❕


愛護センターの外に、命を繋ぎました!

 

45教科のカリキュラムをクリア。いよいよセラピードッグとしてデビュー。

 

セラピードッグとして活躍。沢山の方へ笑顔をお届けしました💛💛

 

 引退後、大病を患い手術(動物病院で最善の医療を受けるパティ)見事に回復❕

毎日たくさん食べて元気に過ごしています☺

 

 

TikTok CHIRORI FAMILY 「のほほん日和〜パティ」もぜひご覧ください。

セラピードッグ・海斗(かいと)

海斗(かいと)の物語

福島の被災犬”海斗”は福島の保健所から”JB”とともに救助されました。(救助当時1~2歳♂)

白い毛色が白波のイメージから「海斗(かいと)」と命名。

性格は人懐っこく甘えん坊、”JB”が大好きで大の仲良し。どんな時もいつも一緒です。

そして優しく穏やかな”海斗”は年下の”ルーシー”とも仲良しに。

現在はリモートでのセラピードッグ活動で高齢者の方々に愛くるしい笑顔をお届けしています。

保健所に係留されていた当時の”海斗” 
人に恐怖心を持っていました。

 

トレーニングプラザへ来て健康回復と信頼関係を取り戻した頃の”海斗”(手前)と”JB”
すっかり顔が凛々しくなりました。

  

フィールドでも”JB”に甘える”海斗”

 

お部屋にもお邪魔します💛

 

プライベートでは、おてんば娘”ルーシー“(中央)とも楽しく過ごします。

 

セラピードッグのトレーニングを日々積んでいきます。


現在、リモートおいて凛々しい姿でセラピードッグ活動を行っています。

児童養護施設の子供たちへのリモート活動

2/6(日) 大木トオル代表のリモートによる動物愛護特別講演会とセラピー活動(主催:パワー浜松ロータリークラブ)が静岡県内の児童養護施設の子供たちを対象に開催されました。

大木代表とセラピードッグ『J.B(秋田犬)』『ミルキー』の リモート活動の様子

児童養護施設の子供たちはセラピードッグたちに元気に手をふり 名前を呼び、笑顔で溢れていました。

Tik Tokでお馴染みの”J.B”

”J.B”の物語

”J.B”は2017年3月の雪の舞う寒い日に福島の保健所から大木代表により救助されました。(救出当時 推定6~7歳 ♂)

体が大きく優しい性格の”J.B”。でも救出当初の表情は硬く心を開いてくれませんでした。

愛情を注いで一緒に生活するうちに、少しずつ表情が柔らかくなり笑顔を取り戻します。

そして同じ福島から救助された海斗(かいと)と大の仲良しに。

現在、コロナ禍におけるリモートのセラピードッグ活動では高齢者施設の皆様の人気者。

現在は推定11歳、まだまだ元気。みんなから愛され穏やかに老後を送ります。

これからもTik Tokなどいろいろ登場しますので応援よろしくお願いします。

 

福島県の保健所に係留されていた”J.B”

大木代表により保健所から救助 ”J.B”と命名。

トレーニングプラザへ来た当初。まだまだ表情が硬い❕

同じ福島県から救助した海斗(かいと)と大の仲良しに。

今ではこの笑顔💛皆さまを元気な笑顔にしています。

セラピードッグ活動に行ってまいりました。

110日(土)コロナ禍だからこそお一人でお住いの高齢者の方々に元気になって頂きたいと、徹底した感染症対策のもと、世代を越えた会を目指したお誕生会(主催:まちなか・コミュニティ西荻みなみ)が開かれ、セラピードッグが地域の皆さんの心のケアのために活動に行ってまいりました。

 先日放送されたNHKの逆転人生をご覧になった企画ご担当者様と地域の皆様から、セラピードッグとの触れ合いを強く希望されての活動となりました。

久しぶりの地域交流とセラピードッグ“とまと”との触れ合いに、皆様笑顔が絶えず楽しい時間を過ごされていらっしゃいました。

企画ご担当者様に抱かれるセラピードッグ“とまと”(男の子)

 “とまと”との触れ合いを大変喜ばれていました。

 

セラピードッグたちの食事

まだ若いトレーニング中の子。
セラピードッグとして活躍している子。
セラピードッグ活動を引退して穏やかに生活している老犬。
その子の年齢体調によって、食事の内容は異なります。

このご飯を食べている犬たちはどんな子たちでしょう。
これから登場する犬たちに乞うご期待!!

2022年 謹賀新年。セラピードッグたちのブログを開設いたしました。

いつもセラピードッグたちへのたくさんの温かな応援をいただき心より感謝申し上げます。

私の音楽活動は55年目を迎え、そして動物愛護活動は44年目を迎えました。

当時65万頭の殺処分から現在23,764頭というところまでたどり着きました。
あともう少しです。

日本が世界に誇れる動物愛護国になるためには殺処分廃止を実現する必要があります。

そしてスポーツと音楽と動物愛護の3つは、国境を越え人種や宗教そして差別をも乗り越え、
世界中の人々を1つにしてくれるものと考えます。

人と動物の幸せの共存を真に考え、「命あるものは幸せになる権利がある」このスローガンに魂を込めて、
これからも走り続けます。-Keep on running-

音楽家
一般財団法人 国際セラピードッグ協会
創始者 大木 トオル

TikTokに「新年のご挨拶リレー」をアップしました。
今年が笑顔あふれる1年になりますように。
こちらもぜひご覧ください。
https://www.tiktok.com/@chirori.family/video/7049635645819604226