被災犬緊急救助-2
2012年4月19日
今回は、人馴れしていないという理由で殺処分の対象になった仔犬を2頭と、歳をとり譲渡に向かないと判断され、やはり殺処分の対象になった老犬1頭の計3頭の被災犬を緊急救助しました。
抑留所から再び日の当たる外の世界へでてきた2頭の仔犬
原発周辺で放浪する被災犬を親に、野犬として生まれた仔犬たちです。
こちらは推定で10歳以上と思われる老犬です。既に軽い認知症の症状が出始めているため譲渡対象にならないと判断され殺処分の対象となりました。
セラピードッグとしての訓練を受けることはできませんが、引退犬、病気療養中の犬たちと一緒に国際セラピードッグ協会で余生を過ごすことになります。
国際セラピードッグ協会で引き取った犬たちは、すべて、代表大木トオルの愛犬として、正式に畜犬登録を行い、老齢や病気などでセラピー活動ができなくなった場合でも十分な医療と日常のケアを行い、代表やスタッフと「家族」として最期のときまで暮らします。
新しい犬生へ向けて、出発の準備
先に救助された被災犬たちと共に記念の一枚。
これから国際セラピードッグ協会でスタッフたちと一緒の生活が始まります。
仔犬たちは心身のケアが終わり協会での生活に慣れたら、セラピードッグとしての訓練を受けることになります。みなさまの応援をどうぞよろしくお願い致します。