被災犬緊急救助
2012年4月17日
4月12日福島の犬抑留所から殺処分の内定した3頭の被災犬を緊急救助致しました。
福島県の犬抑留所
この施設は元々捨て犬や飼い主が放棄した犬たちの殺処分を行う施設です。
本来シェルターに保護され殺処分の対象外とされている被災犬ですが、あまりの数の多さにシェルターに入り切れなくなった被災犬が犬抑留所にも収容されることになってしまいました。
かつて人と暮らしていたと思われる成犬たちは警戒しつつも寄ってきます。
一方被災し放浪している犬たちを親に、野犬として生まれてきた仔犬は人の手を怖がり怯えています。
こちらの施設でも既に、犬たちの収容数は限界となり、引き取り手がなく、歳をとっている、身体が大きい、人に慣れていない…などの理由で、譲渡に向かないとされた被災犬たちの殺処分が決定したという情報を得て、今回の緊急救助となりました。