セラピードッグ訓練会 スタンダードクラス 活動報告

5/9(土)、セラピードッグ訓練会のスタンダードクラスがスタートし、愛犬家の皆さんと愛犬たちが参加し、とても楽しく賑やかな会になりました。

次回は、6/13(土)、7/18(土)です。新規のお申し込みも承っております。皆様のお越しをお待ちしています。

セラピードッグ訓練会スタンダードクラスお申込
・URL: https://therapydog-a.org/seminar/
・TEL: 03-6231-0573
・E-mail: info@therapydog-a.org

(一財)国際セラピードッグ協会

スタンダードクラスに参加された受講生の皆さんと愛犬たちの歩行マナーの様子

セラピードッグ 魂のエピソード⑤ 「一刀流ムサシの駆け足」

東日本大震災後、多くの悲惨な被災犬達に出会ってきました。その中の1頭が被爆の末、放浪中にトラバサミにかかり右前肢を切断され自力で生き延びた若い男の子でした。強く生きて欲しいと願い「ムサシ」と命名しました。

その後セラピードッグになったある日、福島の仮設住宅へ訪問活動の際、おばあちゃんが福島弁で話すとムサシはテール(尻尾)を振り大喜びしました。

晩年は障がいと癌闘病を乗り越え、凄まじい生命力で生き抜いた“男ムサシ”は、スタッフの24時間看病の中、2026年5月4日、私の腕の中で最後の別れを告げました。

大木トオル

2012年 殺処分寸前の救出。 福島県内保健所
被災時に山間部を放浪中、仕掛けられていたトラバサミで右前肢を失う
救出直後。健康状態は最悪で、よく生きていたと思った
健康と元気を取り戻した若き日のムサシの姿。 前片足がなくても誰よりも早く走った
セラピードッグとなり、多くの高齢者施設や福島の仮設住宅の皆さんに笑顔と生きる勇気を届けた。福島出身のムサシの訪問に涙する入居者
しかし晩年鼻腔内腺癌を発症し、放射線治療を受ける 日本小動物がんセンターにて
4回にわたる放射線治療を乗り越え延命したムサシ。 がんセンターからがんばったムサシへ表彰状が授与される
車椅子に乗ってテールを振りながら歩行のリハビリを行う
口からの食事ができなくなり、スタッフによる24時間の看病の元、バルブ(管)から流動食で栄養を摂りガンバル
要介護の老犬達と共に過ごすムサシ
2026.5.4 AM5:08 私の腕の中で安らかに眠りについた。(推定16歳)
たくさんの花に囲まれ5月8日荼毘に付されました。 合掌
ミッキーマウスの毛布が大好きだったありし日のムサシ。強い名前を持ったムサシは誰からも愛されみんなからは「ムーちゃん」と呼ばれていました。そして3本足のギャロップ(駆け足)は誰もが勇気をもらいました。 ムーちゃんの冥福を心より祈ります。 大木トオル

東京新聞 掲載のお知らせ

本日5/6(水) 東京新聞に名犬チロリ記念碑が特集されました。
チロリの記念碑は、2007年に東京・中央区の築地川銀座公園に建てられ、動物愛護のシンボルとして世界中の皆さんに愛され続けています。

(一財)国際セラピードッグ協会

写真は、名犬チロリ記念碑のオリジナル原型(国際セラピードッグ協会内に設置)

2026 メーデー中央大会

4月29日(水) 、第97回「メーデー中央大会」(in代々木公園)が開催され、大木トオル代表とセラピードッグたちが参加し、連合の皆さんに元気と笑顔をお届けしてまいりました。
今後も (一財)国際セラピードッグ協会は、連合とともに動物愛護を推進してまいります。

(一財)国際セラピードッグ協会

大木トオル代表と連合芳野友子会長(中央右)、そしてメーデーに参加したセラピードッグたち
連合の多くの皆さんが参加されました。

セラピードッグ 魂のエピソード④ 幸と福 義眼のアイコンタクト

セラピードッグ 魂のエピソード④
幸と福 義眼のアイコンタクト

 3.11大震災後、母犬が福島の山中に逃げ込み、その後数頭の子供を出産。内2頭は4ヶ月間山中で野犬として生き延び、その後行政により捕獲されました。しかし野犬ということで狭いケージの中で4ヶ月間入れられた状態だったため骨格が変形し不憫な姿になり、そして殺処分されることに。この情報を聞いた私はすぐに福島へ救出に入りました。

 2頭は、妹「幸」(さち)と兄「福」と命名し、半年以上かけ健康回復に努め、ゆっくりと信頼を取り戻しました。そしてセラピードッグとして大活躍し、高齢者、障がい者の皆さんの心身のケアにあたりました。

 今も2頭は私の元で仲良く暮らし、兄の「福」はいつも妹の「幸」を見守っています。

大木 トオル

この日殺処分寸前で4頭を救出。 2011年 福島県内保健所 (左からきずな、幸、福、日の丸と命名した)
ガス殺処分室から救出する幸(左)と福の兄妹
救出直後は自分で立つこともできなかった「幸」と 小さなケージに入れられたため悲惨な姿になっていた「福」
重度の被爆の数値のため除染に入る
健康回復し信頼関係を取り戻し成長した幸と福
セラピードッグとして大活躍する幸と福
しかし幸は、重度の眼病を発症し両目摘出により全盲となりました。 陥没した両目の姿はあまりにも不憫なため、 あの時のような瞳の義眼を左へ入れることを決意しました
兄「福」は妹「幸」の片目をいつも気遣っています
幸の義眼の瞳 いつも私を見つめている
東日本大震災から15年。 今もガンバル幸と福♡ (2026.4.24 現在)

セラピードッグ 魂のエピソード③「金次・銀次ソウルブラザーズ」

「金次・銀次ソウルブラザーズ」

東日本大震災後、福島の山中で行政により捕獲された2頭の子犬は、野犬という理由で殺処分されることに。私は急いで福島へ入り救出しました。「金次」(きんじ)と「銀次」(ぎんじ)と名付け、その後2頭の兄弟はセラピードッグとして立派に成長し、高齢者をはじめ福島の多くの被災者の皆さんに生きる勇気と元気を届けました。

 私の腕の中で救出した金次は2024年6月癌闘病の末、最期も私の腕の中で安らかに亡くなりました。金次の活躍は福島の殺処分の現状を変え、社会福祉に多大な影響を及ぼしました。

 金次の冥福を銀次と共にいつも祈っています。金次ありがとう!

大木トオル

ガス室の殺処分寸前で救出された金次(右)と銀次。 2012年 福島県内保健所
原発により被爆していたため救出直後、 除染とスクリーニングを行う
被爆を乗り越えて元気に成長し、 セラピードッグになった金次と銀次の兄弟
しかし金次の右前肢に突然の腫瘍発覚。そして苦渋の末、切断。 手術を乗り越えた金次の退院祝いを皆で行う
癌闘病の末、最期も私の腕の中で亡くなった金次。 2024年6月7日 17時38分 皆に心肺停止を伝えた。 「お前はどんなに辛い時も乗り越えてきた。偉かった!」
金次、さよならの出棺。 銀次も見守る。
金次の冥福をいつも祈っています。

クリスタルボールには、金次の喉仏が納められています
ガス室の殺処分、被災、被爆そして癌闘病を乗り越えた金次のありし日の勇姿。いつでも威風堂々だった

2026セラピードッグ訓練会 好評受付中!

2026セラピードッグ訓練会 好評受付中!
〜我が家の愛犬もセラピードッグに〜

「人が大好き!笑顔が大好き!そんな愛犬をセラピードッグに育ててみませんか」
初めての方 大歓迎! ぜひお気軽にご参加ください。

日程:5/9(土)、6/13(土)、7/18(土)
時間:11:30〜12:30
会場:「エリール」3階 (〒111-0032 東京都台東区浅草4-5-3 )(地図はこちら)
料金:5,000円(税込) / 1回 
クラス:基礎から学ぶ「スタンダードクラス」
参加方法:愛犬と一緒に1人1頭での参加

訓練会の詳細とお申し込みは、こちらから
お電話/メールでも承っています。
(一財)国際セラピードッグ協会
電話:03-6231-0573
メール:info@therapydog-a.org

みんなと学び生き生きと輝く愛犬達
杖(ケイン)を使った歩行マナーの様子

セラピードッグ 魂のエピソード② 愛媛から殺処分前日のガス室から救出「レモン」

救出したその後にまさかのパピー(赤ちゃん)を係留所で4頭産みました。1頭は死産でしたが、母子共にみんな私の元でセラピードッグになり大活躍をしました。

皆老犬になりましたが、今も母レモンをみんなで守っています。

大木トオル

殺処分寸前の救出。 2013年 愛媛県動物愛護センター
救出直後。この時お腹には子供達を身篭っていました。
係留所から奇跡の3頭を出産。
1頭の命から4頭の命を救出
健康回復したレモン(左)と 元気に育つ子供たち(右からライム、ゆず、だいだい)
セラピードッグとして大活躍したレモンファミリー
今も母レモンをみんなで守っています。

セラピードッグ 魂のエピソード① 孤独な野外生活からの救出「ララ丸君」

5年間たったひとりの孤独な野外生活から「ララ丸」を救出して8ヶ月が経ちました。
まだまだ時間はかかりますが、根気強くみんなで心を開く日を待っています。

大木トオル

救出直後のララ丸
救出後すぐに治療を受け、ララ丸を見守ります
「ララ丸、君と一緒に遊びたい仲間がいっぱいいるんだよ!」

みんなんで闘病を助け合う

東日本の被災犬たちや各地の救出犬も立派にセラピードッグとして活躍後は、ゆっくりとリタイヤしていきます。

しかし多くの犬たちは高齢化とともに全盲や癌などの大病を患い、スタッフによる24時間の最良の医療ケアの元、闘病しております。

そして、元気に過ごす高齢犬たちのメディケアルームはいつも思いやりでいっぱいです!

大木トオル

全盲の「秋姫」(左)と癌闘病中の「むさし」
頑張る高齢犬たち みんなで支える
「秋姫」の食事。今日も完食!