活動報告 : 2013年1月7日~20日

1月7日(月) 東京中央区晴海 高齢者福祉施設にてセラピー活動 1月9日(水) 東京中央区新富町 高齢者福祉施設にてセラピー活動 1月10日(木) 東京中央区晴海 高齢者福祉施設にてセラピー活動 1月11日(金) 東京中央区新川 高齢者福祉施設にてセラピー活動 1月12日(土) 東京中央区 セラピードッグ訓練会(玉川) 1月13日(日) 東京中央区 セラピードッグ訓練会(初級/中級) 1月14日(月) 東京中央区 セラピードッグ訓練会(上級/修了試験) 1月17日(木) 高知県 セラピードッグ講演会 「命の大切さ」(高知県医師会看護専門学校にて:学生対象) 「人と犬との命の絆」(小学校にて:生徒対象) 1月19日(土) 秋田県  企業内社会貢献イベント セラピードッグ講演会  「セラピードッグの社会貢献」 音楽イベント 「大木トオル ライブ」

被災地福島(いわき市)訪問

11月17日~18日 被災地福島(いわき市)へセラピードッグたち(5頭)と被災犬(きずな・日の丸の2頭)と共に、行ってきました。 d0252904_1634845 高齢者施設で。里帰りした被災犬 きずな(奥)と日の丸(手前) d0252904_16342551 施設のみなさんと d0252904_1634397 震災以降初の被災地福島におけるセラピードッグ講演会

被災犬緊急救助-3

国際セラピードッグ協会では昨年12月から今までに計3回の被災犬緊急救助を行い、10頭の引き取りをしました。 原発周辺の立ち入り禁止区域内で捕獲された犬たちを引き取り、協会の犬舎に連れてくるためには、除染作業と放射能検査が必要になります。 d0252904_14173487 除染のために入念にシャンプーを行います。 d0252904_14175627 シャンプー後の犬たちの放射能検査。 東日本大震災で被災した犬たちについて、当初、国も被災地の行政も通常の捨て犬や迷い犬と同じ扱い(数日の留置の後に殺処分すること)をしないとしていました。けれども、震災から時間がたち、元の飼い主のもとに戻る見込みのない犬、新しい飼い主を探すことが難しいと考えられる一部の犬たちについて、殺処分が検討され始めています。国際セラピードッグ協会の3回の救助は、このような殺処分の情報を得て、命の期限が決められてしまった犬たちを緊急に救助したものです。 しかも、シェルターにはいまだ数多くの被災犬が収容されており、犬たちのおかれた状況はとても厳しいものといえます。現在、国際セラピードッグ協会では、被災犬たちの最終保護に向けて準備を進めています。

被災犬緊急救助-2

今回は、人馴れしていないという理由で殺処分の対象になった仔犬を2頭と、歳をとり譲渡に向かないと判断され、やはり殺処分の対象になった老犬1頭の計3頭の被災犬を緊急救助しました。 d0252904_16462010 抑留所から再び日の当たる外の世界へでてきた2頭の仔犬 原発周辺で放浪する被災犬を親に、野犬として生まれた仔犬たちです。 d0252904_1620733 こちらは推定で10歳以上と思われる老犬です。既に軽い認知症の症状が出始めているため譲渡対象にならないと判断され殺処分の対象となりました。 セラピードッグとしての訓練を受けることはできませんが、引退犬、病気療養中の犬たちと一緒に国際セラピードッグ協会で余生を過ごすことになります。 国際セラピードッグ協会で引き取った犬たちは、すべて、代表大木トオルの愛犬として、正式に畜犬登録を行い、老齢や病気などでセラピー活動ができなくなった場合でも十分な医療と日常のケアを行い、代表やスタッフと「家族」として最期のときまで暮らします。 d0252904_152062 新しい犬生へ向けて、出発の準備 d0252904_1647455 先に救助された被災犬たちと共に記念の一枚。 これから国際セラピードッグ協会でスタッフたちと一緒の生活が始まります。 仔犬たちは心身のケアが終わり協会での生活に慣れたら、セラピードッグとしての訓練を受けることになります。みなさまの応援をどうぞよろしくお願い致します。

被災犬緊急救助

4月12日福島の犬抑留所から殺処分の内定した3頭の被災犬を緊急救助致しました。 d0252904_14304375 福島県の犬抑留所 この施設は元々捨て犬や飼い主が放棄した犬たちの殺処分を行う施設です。 d0252904_14305685 本来シェルターに保護され殺処分の対象外とされている被災犬ですが、あまりの数の多さにシェルターに入り切れなくなった被災犬が犬抑留所にも収容されることになってしまいました。 d0252904_1634150 かつて人と暮らしていたと思われる成犬たちは警戒しつつも寄ってきます。 d0252904_14314450 一方被災し放浪している犬たちを親に、野犬として生まれてきた仔犬は人の手を怖がり怯えています。 こちらの施設でも既に、犬たちの収容数は限界となり、引き取り手がなく、歳をとっている、身体が大きい、人に慣れていない…などの理由で、譲渡に向かないとされた被災犬たちの殺処分が決定したという情報を得て、今回の緊急救助となりました。

被災地からやってきた犬たち

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【2011年12月15日 福島(いわき市)から救助された4頭の被災犬】
「きずな」  「幸(さち)」    「福」    「日の丸」

震災当初、被災した犬たちは通常の殺処分の対象にしないとしていた被災地の行政でしたが(国も殺処分をしないよう指導しています)、震災から時間が経過するにしたがい、現在放浪している犬たちは「被災犬ではなく通常の捨て犬(あるいは野犬)である」として、犬たちの殺処分再開が開始されつつあります。
先月、急遽福島から当協会が救助した上の4頭は、まさにその対象となり、殺処分されることが決定した犬たちでした。人の手を怖がり、被災犬の里親を捜す活動をしている愛護団体の方からも「一般家庭のペットとして引取ることは難しい」と判断された犬たちです。しかも幸と福はひどい栄養失調のためか、自分の足で立つことすらできない状態でした。
これから国際セラピードッグ協会の一員として、心身の健康を回復し、人との信頼関係を築き、セラピードッグとしての訓練に入ります。

・日の丸 元気で活発な男の子です。少し頑固なところもあります。
・きずな ナイーブで優しい女の子です。
・幸(さち) 立ち上がれるようになりました。芯は温厚な女の子。
・福(ふく) もっとも栄養状態が悪く健康の回復には時間が必要。
       立つためのリハビリ中です。

かれらがセラピードッグとして活躍する日まで…復興と同様、時間のかかる活動です。どうぞ、みなさまの温かなご支援をお願い申し上げます。

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2011年9月の活動報告

□9月3日 初級訓練会と中級訓練会、認定試験が開催されました。 □9月10日 上級訓練会が開催されました。 □9月18日 認定試験と修了試験が開催されました。 □9月19日 ふれあう会&訓練会 in 青森が開催されました。 □9月20日 A動物専門学校生を対象としたふれあう会が開催されました。 □9月28日〜高島屋において写真展がスタートしました。(10月11日まで) ■上記以外:9月の施設活動は 9回でした。 d0252904_16313386 訓練会を受講して一般家庭から活動に参加している銀君

2011年8月の活動報告

2011年8月の活動報告 □8月4日 大木代表がFM東京に出演しました。 □8月6日 愛犬の健康管理講座が開催されました。 □8月12日 松戸にて「夏休み職場体験会」が開催されました。 □8月15日 松戸にて「夏休み職場体験会」が開催されました。 □8月20日 ふれあう会と心得講習が開催されました。 □8月28日 福島県(いわき市)を訪問しました。 ■上記以外:8月の施設活動は8回でした。 d0252904_15225260 訓練会を受講して一般家庭から活動に参加しているマックス君

福島(いわき市)訪問

8月28日(日)大木代表が被災地(福島)に入りました。 いわき市が被災した動物たちを保護している行政施設などを訪問し、また、個人の団体として活躍する いわき「犬猫を捨てない」会 の方々ともお会いしました。 いわき「犬猫を捨てない」会 は、長くいわき市で活動している団体で、東日本大震災では、活動メンバーの方々ご自身が被災され、とても厳しい状況の中で被災したペットたちの保護をしておられます。 現地の皆さまには、快く対応していただきましたことを、この場を借りて、心より感謝申し上げます。 d0252904_14391467 「いわき市ペット保護センター」外観 d0252904_14393583 自ら被災された少数のスタッフとボランティアの方々で動物たちの世話にあたっておられました。 d0252904_14395397 震災の日まで「家族」として大切にされていたと思われる、穏やで人懐こい被災犬たち。 今後、国際セラピードッグ協会では、仮設住宅へのセラピードッグ訪問活動を続けると共に、行政と協力し被災犬たちの最終保護に尽力していきます。